乳酸菌とFK-23菌について

乳酸菌と免疫力

乳酸菌とは「乳糖やブドウ糖を分解して大量の乳酸をつくる細菌」の総称です。

私たちの腸内には、約100種類、約100兆個もの細菌が住んでいます。
合計すると約1kg以上にもなります。この内、乳酸菌=善玉菌が40種類程度存在すると言われています。
この細菌には善玉菌と悪玉菌に分かれ、片方が増えれば、片方は減る。そうした「陣取り」を繰り広げているのです。これらの細菌を腸内細菌、または腸内菌といいます。

乳酸菌には整腸作用があり、健康な人の腸内には善玉菌が多く、病気がちな人の腸内には悪玉菌が多いのです。

免疫力は年を取るにしたがって低下します。またこれに加え、精神的なストレスや疲労の蓄積、大気汚染など、現代社会が抱える問題も免疫力を低下させることが近年わかってきました。免疫力が低下すると当然、病気にかかりやすくなります。普段であれば簡単に治ってしまう風邪が長引いてしまい、何日も寝込まないと治らないということも起こりうるのです。

免疫には体内の異物、例えば絶えず自然発生するがんの芽などを直接的に攻撃する「自然免疫」と、インフルエンザなど特定の異物に対する抗体で攻撃する「獲得免疫」があり、これらが協力して、からだを守っています。

乳酸菌は、からだを守る「自然免疫」「獲得免疫」双方の免疫力を向上することがわかりました。また免疫賦活のマイナス面として、攻撃力が高まった結果、体内に炎症を引き起こすことがありますが、乳酸菌の摂取では炎症の指標となる因子に変化がないことが確認されています。つまり乳酸菌は、からだに負担をかけずに免疫力を向上し、病気になりにくいからだづくりに貢献することが期待できるのです。

乳酸菌の働き

  • 整腸作用
  • 腸の活動を高める
  • 食物の消化吸収
  • 便を肛門へ送る
  • 病原菌、腐敗菌の抗菌作用
  • 細菌、ウィルスからの免疫増強作用
  • 便秘、下痢の予防

乳酸菌は、整腸作用があり、腸の活動を高めて、食物の消化吸収を助けます。また、便を肛門に向かって送り出す運動を促し、便秘や下痢を防ぎます。そのほかにも、腸内を酸性に保って有毒物質を作り出す腐敗菌や病原菌の働きを抑える抗菌作用、発ガン物質の腸内での合成を妨げる抗がん作用、細菌やウィルスに対する抵抗力を高める免疫増強作用などがあります。

一方、大腸菌やウェルシュ菌、ブドウ球菌などの腐敗菌を悪玉菌といいます。これらは、たんぱく質を分解し様々な有害物質を作り出します。便の悪臭はこれら腐敗菌の作用で、様々な病気の根源になります。

乳酸菌とFK-23菌とは?

乳酸菌は、ヨーグルト、味噌、チーズなどに利用され、昔から健康維持によいことが知られています。エンテロコッカス フェカリスFK-23菌は、健康なヒトの腸内に多く常在する乳酸菌で、約1ミクロン(1ミリの千分の1)の丸い形をした小さな乳酸菌です。

FK-23菌は、丸い形をした乳酸菌であり、腸球菌とも呼ばれています。
生きた菌体より加熱処理した菌体(加熱処理菌体)の方が、健康維持に役立つことが長年の研究の成果によりわかりました。
最近、免疫機能を高めたり、 血圧を下げる等、新たな作用が明らかになってきました。

FK-23菌は、各種乳酸菌の中で免疫力を高める力が特に強い事が発見されました。
また、乳酸菌が生きていなければ、その効果が得られないと思われていましたが、生菌体よりも加熱殺菌処理することで免疫力が3倍も強まることを明らかになっています。FK-23菌は、血清コレステロールの低下作用、血圧低下作用、免疫賦活作用、また、ガンジダ菌やヘルペスウィルス等の感染症抑制作用などに効果があることが解明されてきました。

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